2010年07月20日

鯉江良二の陶板。

2004年は特別な年だった。

1954年におきた第五福竜丸事件から半世紀ということで、
テレビの特番が何本か組まれた。
焼津では福竜丸が帰ってきた焼津旧港で
モダンアート展「1954BikiniMeansいのちの黙示録」をスタートしている。

エントリーナンバー200402は、
常滑の陶芸家鯉江良二さんが、米国の画家ベンシャーンの
「ラッキー・ドラゴン」に取材して作った陶板。
海風の中のギャラリーなので作品の写真展示にした。

I AM A FISHERMAN AIKICHI KUBOYAMA とはじまる
ベンシャーンの絵の中の英詩を焼き付けた織部焼き。


*photo(c)深沢次郎

鯉江良二さんには『ノーモアヒロシマ』『チェルノブイリ・シリーズ』などの作品もある。
展示にあたって、鯉江良二さん、作品を撮影したカメラマン深沢次郎さん、ベンシャーンの一連の作品を所蔵する福島県立美術館に連絡を取りながらすすめた。
その後、鯉江さんの娘さんあかねちゃんと偶然知り合うことになり、深沢さんは奥様と一緒に焼津を訪ねてくださり、福島県立美術館の学芸員さんからは「焼津には一度行きたいとずっと思ってる」と言われた。


動くと出会う。

動かなくちゃ出会えないという当たり前のことを、
かまぼこ屋根の会でずっと教えてもらってる。

<浴衣美人が揃いまして>・・・くわしくはまた次回*
  


Posted by kamaVOX at 12:00Comments(0)アート展BikiniMeans