2010年08月10日

モノクロ写真を焼く。




*2006年3月「焼津旧港わくわくシンポジウム」(c)kamavox

写真を焼く。という言い方は最近ではほとんど聞かないんだけど、
焼津の写真家・林好文(はやし・よしふみ)さんは、
焼津旧港のすぐ近くで、モノクロ写真を焼くお店をやっている。

やっぱり、出来上がりが全然違うといって、
遠くからスタジオを訪ねてくる人がいるという。
日本でよりも、海外で知名度があるらしく、
フランスでやった展覧会のポスターをいただいたこともある。

2006年3月旧港の活用を考えるシンポジウムのとき、
会場に展示する予定の港の写真の手配につまずいて、ほんとに困ったとき、
図書館で見た林さんの写真集を思い出した。

林さんが撮った、
浜通り、港、路地、少年、おばあさんやおじいさんの写真を
みんなに見てもらおうと。

頼み込むというよりも、泣きついた。だって、もう、アトがない。
半分、ベソかいてたんじゃないかと思います。
突然こられて、そんなんで・・・林さん、さぞ、びっくりしたことだろう。

段ボールに何箱も、何箱も、そこには焼津の昔が山ほどあった。

林さんは、時々、朝の旧港を奥さんとお散歩してる。
いつかこの海辺で、林さんの大写真展をやらねば。

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8/10(火)23:30〜NHK・BShi
「証言記録・市民たちの戦争/漁師は戦場に消えた〜静岡県・焼津港〜」放映
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8/15(日)焼津まるごと塾「よく飛ぶ紙飛行機づくり」参加受付中
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<お祭り前夜>・・・詳しくはまた*
  


Posted by kamaVOX at 18:00Comments(0)焼津カマボックス