2010年08月06日

折り鶴と原爆と。



8/3、焼津駅で、東京から広島
「折り鶴」を捧げるために向っているという女性と待ち合わせて会った。
青春18切符だからと、焼津で途中下車してくれた。

大きな荷物の中には、小さな折り鶴をびっしり貼ったボードが何枚もあって、
彼女の細い体には重すぎる。

その鶴たちは、原爆で亡くなった●●さんに捧げる、
というふうに、それぞれ決まっていて。

つまり、全体にというようなぼんやりした対象ではなく、
鶴を折った私●●は、亡くなったあなた●●さんのいのちを無駄にしない、
ぜったいに意味のあるものにします、という
いのちといのちの、一対一の約束である。

鶴を折り続ける彼女たちは、
焼津には、3月1日の、ビキニ環礁で水爆が炸裂した時間、
久保山愛吉さんの墓参をもう何十年も続けているらしい。

*photo(c)kamaVOX2007

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<焼津の商工会議所の>・・・詳しくはまた次回*
  


Posted by kamaVOX at 08:00Comments(0)焼津カマボックス