2010年06月12日

トロ箱プチと大親分。

かつて、水揚げした魚を全国に運ぶのに使われていた
トロ箱。

カマボックスでは、ステージになり、椅子になり、ディスプレー台になり、
大活躍している。

<お宝番号3/トロ箱>。

やっぱりこれがなくちゃね、焼津じゃない。

もともとは、焼津旧港にかまぼこ屋根があったころ、
イベントで椅子にしたいんだけど、と、
ある魚問屋さんに提供してもらったのがはじまり。

倉庫に山のように保管されていたトロ箱を100本近く、
みんなでトラックで旧港まで運んだ。


*photo©H.Shigeta 2006

ところで、カマボックスでは、
大きいのも小さいのもトロ箱と呼んじゃってますが。
魚箱屋さんがいうには、業界では、
椅子にするほど大きいのは「マグロ箱」といい、
小さいのを「トロ箱」というらしい。

魚箱屋さんは「まぁ、いいですけどね、みんなトロ箱でも」と言っている。

***


↑ご覧のトロ箱(プチ)はA4 サイズ。2005年に作ってもらった。
(タテヨコ深さ、完全オーダーメイドで受けてくれる)
お刺身やおにぎりを盛ってもいいし、書類ケースやトレイにできる。
焼津らしい味を詰め合わせて贈るのもシャレていると思う。
*photo©T.Kawata


↑こちらは「トロ箱プチのCDサイズ」。
国文祭の焼津のポスター「焼津のこころをおみやげに」で
主役をつとめたかわいい子。
CDのラックにもちょうどいい。
*photo©moco

以上、風格にじむ大親分のマグロ箱を筆頭に、
カマボックスにはトロ箱3代が顔をそろえてる。

カマボックスのトロ箱朝市で、プチを買ってくれる人もいる。
ヒノキの香りがすごくいい。

*photo©moco

<吉永村であったこと>・・・詳しくは次回また!
  


Posted by kamaVOX at 12:00Comments(2)焼津カマボックス