2010年06月08日

アキノイサムの福竜丸。

カマボックスにはいろんなタカラモノがあって、
これから少しずつお披露目していきたいと思います。

お宝番号1<アキノイサムさんが描いた第五福竜丸>

真っ白なひげを長くのばして・・・
仙人みたいなアキノイサムさんです。
http://amanakuni.net/isamu/


天竜に美術館のある秋野不矩さんの息子さんですが、
お母さんについては、
「あの人はすごい人だったから」とあっさりしてます。


イサムさんの名前は、亥左牟、と書きます。

不矩さんと一緒にインドに渡り、その後、世界を放浪し、
ヒッピーといわれる人たちとのつながりが生まれ・・・。

でも、昔はバリバリの軍国少年だったんだよ、と話してくれました。

2009年の「焼津流平和の作り方/市民のビキニデー」では、
カマボックスがこのアキノイサムさんのギャラリーになりました。

小さな絵も、大作も、一点、一点、
こちらの心にぐ〜っと沈み込んでくるようなチカラがありました。

そして、福竜丸の元漁労長見崎吉男さんの話を聞きながら、ライブペイント。
太陽のような火の玉は水爆の炸裂です。

被爆前の白い福竜丸と被爆後の赤い福竜丸が描かれた
岡本太郎の「明日(あす)の神話」は焼津にやってこなかったけれど、
アキノイサムの福竜丸は、ココにあります。

カマボックスの古ぼけた黒板にさりげなく立て掛けてありますが、
大切なタカラモノ第1号です。

*photoⓒmoco

<平和ってどんなことかな>・・・また次回*
  


Posted by kamaVOX at 12:00Comments(2)焼津カマボックス