2010年07月22日

portrait見崎吉男。

先日、2010年7月7日の静岡新聞朝刊に、
アーサービナードさんを取材した記事があった。
論説委員兼編集委員の小笠原靖晴さん執筆。

ビナードさんは絵本『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』を手がけた詩人。

記事を読みすすむと
「第五福竜丸は・・・かわいそうな23人の物語ではない。
木造船で軍事大国に勝利した英雄たちの物語・・。
ぼくらは言葉の力で大事な物語を取り戻すことができる」
というビナードさんの言葉があった。

小笠原さん、すごくいい記事ですよね!!

かまぼこ屋根の会は、そうして物語を取り戻す、
「焼津流、平和の作り方」で、
少しでもそのことに近づけるだろうか。

写真は、第五福竜丸元漁労長・見崎吉男さんの2004年のポートレート。
福竜丸事件以来、一度も漁には出なかったけど、海の男の顔。
見てきた顔。飲み込んできた顔。ゆるしてきた顔。でもゆるしてはいない顔。

お話しするとやさしくてやさしくて、みんなびっくりする。

portrait見崎吉男。


*モダンアート展「1954BikiniMeans いのちの黙示録」エントリー200413「見崎吉男氏ポートレート」ⓒ山口敬三 

<ときどき、おでん>・・・詳しくはまた次回*



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