2010年11月09日

報告!「11/7・シンポジウム」

さる2010年11月7日(日)に開催した「焼津流平和の作り方」シンポジウムについて、
かまぼこ屋根の会・代表から以下、報告します。


「わたしはねぇ、2年前に胃がんを患って、胃がないんですぅ。
だから、講演前に食事はとりませんの」
鳥取ピース・クロスの池原正雄さん(※1)は申し訳なさそうに、
目の前にだされたお寿司を少し、口に運んだ。

「今のわたしは、神様からいただいた命とおもっているんですぅ」
(池原さん、だいじょうぶ! 池原さんのお寿司、私がいただきます)

シンポジウム前日の打合せは↑こうして始まりました。
加藤先生、見崎吉男さん、琴美ちゃん、そして、私。
おのおの自己紹介が終わり、打合せ…というより主に池原さんのことをお聞きしました。


3年前焼津に初めて来たとき、アオギリを文化センターに植えたこと、
「夢千代日記」のこと。…
…「明日は、文化センターに植えたアオギリをみてから会場の福祉大に向かいます」

★★★

シンポジウムでの見崎吉男さん(元第五福竜丸漁労長)の言葉


「10年間(※2)はよかった。
あのままつづけぇたら今、
すばらしいことになってたとおもいますね……
政治がらみにして……だめになってしまった。
●とか△とかの団体ではなく、
市民が一人の人間として、
“平和”と向き合っていくことが大事……」


★★★

※1>
鳥取ピースクロス世話人(以下は池原さん談から)

ピース・クロスは、「平和の十字路」という意味で名付けました。

多様化の時代にあって、違いを認め合いながらそれぞれの思いを共有するということが、
ますます重要になっています。

東西南北から集まったそれぞれの思いのたまり場として
「ピース・クロス」が位置づけられたら、こんな素敵なことはないと思います。
 
そして「十字路」には、世界(地域外)の出来事を地域に、
逆に地域から世界に向けて発信する、という意味もあります。

私たちの考える「地域」とは、人々の生活の中での喜怒哀楽の場です。
見過ごされがちな喜怒哀楽を見つめ、世界に発信したいと思います。
 
そういう意味で私たちは、私たちのサークルを「鳥取ピース・クロス」と名付け、
様々な活動を行っていきたいと思っています。

(……十字路の神様『猿田彦』ににているね)

※2>
見崎さんの言う10年間は1954年〜1964年。
純粋に核の被害者をこれ以上ださないことを願う、
大井川からはじまった署名運動と、市民運動のこと。

シンポジウムの概略は2010.11.8の静岡新聞朝刊をみてくださいね。

★★★
ということで 今月11月の「まるごと塾」は
「焼津流平和の作り方2011」について、 語りましょう。
2010年11月21日(日) 10時〜カマボックス(焼津市中港2-6-1・1F)
にお集まりください。



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